設計手法(1) 都心部でも植栽と空を眺めつつ開放的に住む

板橋区の住宅密集地にて現場が進行中です。
敷地が南道路に面していることもあり、
1階リビングでも採光は得られそうだったことと
建主様からのご要望もあり
1階にリビングダイニング
2階がプライベートの個室ゾーン+水廻りのプランで計画しています。

でも道路向かいには3階建の住宅があるし
4階建のマンションも斜め向こうには建ち並んでいる環境。

そんな環境にあっても昼間からリビングダイニングの窓のブラインドはおろさず、
庭の植栽や空にたゆたう雲を眺めながら気持ちよく開放的に過ごしたい。
できれば夜も(月明かりも綺麗ですし)という気持ちが本音です。
#毎日のカーテンやブラインドの開け閉めも数が多いと大変ですし・・・。

今回の計画では1階のリビングダイニングには大きな吹抜と小さな明かり溜りの吹抜の二つがあり
何にも遮られない空への眺めとそれぞれの役割を持った採光を得ています。
吹抜の外側には、中庭を設けて周囲には背丈ほどの塀を建てています。

特に2階の塀は2階のユーティリティから出入りできるデッキを介しての塀になっていて
リビングやダイニングから2階のデッキ見える関係です。
これは竣工写真でないと伝わりにくいですね・・・とにかく
単に塀だけでは閉塞感が出るかと思い、中庭の向こうにはデッキがある構成になっています。

結果的に周囲の住宅の窓が極力見えないようになり、プライバシーが得られ、
屋外を感じながら楽~に過ごせるように目論んでいます。

勿論、家中すべてを囲い隠すことはやりすぎのように感じていますし
通風や閉塞感を避けることを考えると難しいです。

ただソファに座っているとき、ダイニングで食事しているとき、
そんな落ち着いた、ゆったりしたい楽しい家族の時間を

【周囲の目を気にすることなく】

【自然を感じながら】

【楽に過ごせる】

ことを第一に考えています。

塀があると閉塞感を感じるのではと思われる方もおられると思います。
道路や隣家から建物までの距離が長くとれれば、塀のような囲いは不要なのかもしれません。
ただ植栽だけでは(特に落葉樹は冬は目隠しにならないので)手入れもありますし
中々カーテンを開けっぱなしにできるほどの目隠しにはなりきりません。

囲いの塀が威圧的になることはもちろんさけたいと思います。
囲われた部分の奥行、大きさ、塀の高さ、それと周囲の建物からの目線とが
うまくバランス取れているか・・・こればかりは模型や現地でいくら想像しても把握しきれなく、
骨格の見えた上棟の時に内心ドキドキしながら現場でぐるぐる検証しています・・・。

まだ現場中の写真ですが、竣工して中庭に植栽が入り、
週末に中庭デッキでBeerでくつろぐご家族を想像しながら現場を進めています(笑)。

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IMG_7871.JPG

IMG_7879.JPG

次は採光について書きたいと思います。


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